HOLY ROAD
HOLY ROAD
〜Blue sky days
クリスマス。
街中を彩る、赤と緑の装飾。
ウインドウに飾られた大きなモミの木には、たくさんの飾りと、雪を模した綿が散らされている。
街行く人も皆、どこか浮き立ったように感じられてしまう、不思議な日。
そんなクリスマスに相応しくもなく、今日の空は青々と広がっていた。
降り注ぐ柔らかな陽射しはいつもならば歓迎すべき温かさではあるが、こんな日ばかりは少し残念に思えてしまうのは我儘というものだろうか。朝の天気予報でも「ホワイトクリスマスにはなりそうもありませんね」と、女性アナウンサーが残念そうにコメントする、そんな天気だった。
窓の外に広がる空を見ながら、晴れた色に相応しくもなく、あかねは溜息をつく。部屋の中に視線を戻すと、今度は複雑な表情を浮かべた。のろのろと足を動かしベットに腰掛け、それを絆創膏の巻きついた手で取る。
傍目にはボロキレのように見える物。目をこらして見ると毛羽立った雑巾、近づいて見てみると解れ糸だらけの鍋敷き、手に取って見ると目が跳んだ毛糸網。
その、当人の弁によるところの「マフラー」は、結局そんな状態で終わっている。
いつの頃だっただろうか、これを編もうと決心したのは。
素直にかすみに相談すればよかったものの「自分一人の力でやる」ことに、妙に固執してしまったのはあの一言のせいだ。
乱馬と喧嘩をした時。
ニ、三日、口も聞かない日が続き、やっと仲直りした日。
乱馬が意地悪そうに言ったのだ。
「で、いつ頃出来んだよ、五年後か?」
なんとも腹の立つ言い草ではあるが、その時は逆にそれが嬉しかった。
またこうやって、話せることが嬉しかった。
乱馬のその言葉だって、ただからかってるだけだとわかっているから。それに、そうやって口にするということは、やっぱり気にしてるんだとそう思って、なんだか楽しかった。
そして決めたのだ。
部屋に戻って、クローゼットからもう一度毛糸を取り出して。
編もう、と決めたのだ。
それから早幾月日。今度こそはと気合を入れて始めた編み物は難攻を極めた。その悪戦苦闘の結果がこれなのだから、情けなさを通り越して自分で呆れ返るほどだった。
「あかねちゃん、ちょっと、いいかしら?」
階下から聞こえたかすみの声に、あかねは肩を落として自室を後にした。
昼間でもチカチカと瞬いているイルミネーションを瞳に映しながら、あかねは街を歩いている。
手の中の買い物メモを見ながら、どの順で店を回れば効率がいいのか頭の中で地図を描き、シュミレーションしながら足を動かしていく。
今日は確かに温かい。
コートの前を締めなくても平気であるということは、そういうことだろう。
底冷えしそうな石畳やアルファルトを歩いていても、ふわふわした気持ちにさせられるのはやはり彩られたクリスマス効果なのかもしれない。通り過ぎていく仲の良さそうなカップルをちらりと横目に見ている自分に気づき、言い訳をするように口を尖らせてみる。
クリスマスが特別な日だなんて、一体誰が決めただろう?
キリスト教徒でもない人達にとって、一体どんな意味が存在するのだろう?
小さい頃はよかった。おいしい料理を食べ、プレゼントをもらう──子供にとって、自分の誕生日と大差ない、そういった意味で「嬉しい日」だったから。
けれど年を取るにつれ、その認識は変わっていく。
いや、変わらされるといった方が正しいかもしれない。
恋人同士が共に過ごす一日だなんて、そんな風に決められているようなところがある。
別にそれを否定するわけではないけれど、「家族で過ごすクリスマス」という日を毎年続ける自分に、周りが不思議な顔をするのが解せない。「乱馬くんと二人っきりで過ごさないの?」と当然のように問い掛けてくるクラスメートに対して答えを返すのもいいかげん疲れてくる。
大体、同じ家で暮らしているのに、今更クリスマスだからといって特別になんてなりっこない。それ以前に、ああいう性格の乱馬に何かを期待する方が間違ってる。
期待?
そこまで考えて、自分の言葉に思考が止まった。
マフラーと格闘したり、おいしいケーキの作り方を求めて本とにらめっこしたり、そんな行動自体がいつの間にか世間の「クリスマス」に染まっている証拠ではないのか。
誰が見ているわけでもないのに頭をふって、そんな自分を否定する。
(別にそんなんじゃない、違うんだからっ)
そんな風に知らずに浮き立っていた自分を改めて認識し、あかねは一人戸惑いを隠せずにいた。
それでも、誰かと二人で過ごすクリスマスなんてものは、まだもっと先のことのように感じられる。
何年か先、その頃にはもう少し素直になっているんだろうか?
素直になって、もっと優しい自分。理想の、なりたい自分の姿に近づいているんだろうか?
その時、乱馬はどうしているんだろう?
変わらず喧嘩ばかりしてるかもしれないけれど、でも、そもそもまだうちにいるのだろうか?
まだ、自分の隣にいてくれるのだろうか──
いつの間にか立ち止まり、そんなことをぐるぐると考え始めていた。
頭の中で、疑問符が飛び交う。
「なに、ぼーっとしてんだおめーは」
「……乱馬」
当の本人が唐突に目の前に現れて、あかねはまるで夢でも見ているかのような虚ろな瞳で乱馬を見上げた。対して乱馬は、そんなあかねを訝しげに見やると、顔の前で手をひらひらと動かしてみる。
「寝てんのか?」
「そんなわけないでしょ、ちょっと考え事してただけよ!」
「道の真ん中で突っ立って考え事かよ」
呑気だな──と笑われて、あかねは手にしていた荷物を突き出して憮然と言い放つ。
「うるさいわね、いいからさっさと持ちなさいよ」
「へーへー」
遅れてやって来た早乙女”荷物持ち”乱馬を置いて、早足で歩き出す。その後をスタスタと歩き、隣に並んだ乱馬をちらりと横目で見やった。当たり前だけど、いつもと変わらない顔で、いつもと変わらない距離で、いつもと変わらない位置にいる。
ついさっき頭を過ぎったことを再び考える。
いつまでこんな日が続くのか、正直わからなかった。
そう思うと急に胸がざわついた。
「おい」
「──え?」
「えじゃねーだろ、寄るんじゃねーのか、ここ」
「あ……、うん」
乱馬の背中を追いかけて、すっきりしないままであかねは店の自動ドアをくぐった。
〜Future my mind
頼まれた品を購入し、帰路につく。
回った店の関係から、あまり普段は通らない道を辿っていたからこそ、気づいた場所だった。
前方。長い階段を上がった先に鳥居が見え、その先に灯篭。
こんな所に神社があったとは知らなかった。
そうと決めたわけではなかったけれど、二人は階段を上がっていた。
中に入ってみると、随分と小さな神社。とてもじゃないが、店を出してお祭りをという広さはない。境内で子供が走りまわるのが関の山だろう。
昇ってきたばかりの階段を振り返って、その景色に見入る。
高い場所から見下ろす町並みは、どうして違った場所に見えるんだろう?
見慣れたはずの町が、知らない町のように感じられる。陽が暮れればきっと、街灯りとイルミネーションが綺麗に見えるに違いない。だが25日が過ぎた途端、町は年末一色となる。クリスマスだというけれど、考えてみれば来年はすぐそこなのだ。
冬の冷たい空気が頬を撫で、吐く息が白く昇る。
心がすっきりと洗い流されたような気持ちになって、再び階段を降りはじめ、途中まできたところでそれに気づいた。
「なにかしら、あれ」
あかねが指差した先、大きな建物の向こう側に何人かの人が並んでいるのが見えた。列の先頭には建物とも言いがたい──ひどく簡易的な小屋らしきものを背にして人影。
下まで降りきった後、あかねはその方向に足を向けた。後ろから乱馬が付いてくる。
角を曲がればそこに着くそんな時に、その方向から一人歩いてくる。すれ違った女性が持っていたのは紙──B5ほどの大きさの紙に見えた。
近づいて判明した。
綺麗な字で、小さな看板が出ていたのだ。
「占い?」
そういえば──と、思い出す。
クラスの誰かが言っていた噂話。
いつ、どこに現れるともしれない、不思議な占い屋の話。ずばり、今の自分にふさわしい言葉をくれるのだということだった。もしかして、これがその噂の占いなのだろうか?
「で、どーすんだ?」
「どうするって?」
「やんのかよ、それ」
「……どうしよっかな」
一回、参百円也とある。
乱馬はどうでもよさそうな態度だ。元々「占いなんてバカバカしい」というタイプの人間だから、興味なんてないだろう。買い物帰りの今ここで占いだなんて、あかねだってさして興味はない。ましてこの占いは、おみくじのように自分でどれかを選び取るのだ。
やっぱりやめる──そう言おうと思った時だ。
目の端に入った文字が考えを変えさせた。
『そこに在るのは未来の貴方』
他愛ない文句。
気分を盛り上げるための、ちょっとした手段に過ぎない。
だけど、今はその言葉に心が動いた。
──未来
「引いてくる」
あかねは高鳴る胸を押さえ、震える手で己の未来をひとつ掴んだ。
占いを頭から信じるつもりはない。
占う人によって結果は異なるのだから、いいものだけを良く解釈してしまう。それでいいと思っている。
でも、こうして自らが選んだ「未来の提示」は、そう都合よく考えてはいけないような気がする。
ましてその内容があまりいいものではなかったとすれば、尚更だ。
ベットに座り、大きな紙をもう一度読む。
なんだかヘンな占いだ。健康運、家族運といった具体的項目がない。なびきが見れば「これじゃ金運がわからないじゃないの」とケチをつけそうな文面だった。
失せ物見つからず
待ち人来たらず
いいこと無しだ。
とどめに「隣人恵まれず」とあったものだから、ますます気分は重くなる。
「いつまで暗い顔してんだよ、たかが紙切れのひとつやふたつに」
帰り道、乱馬はそう言ったが、あかねの気持ちはちっとも浮上しなかった。
引かなければよかった。
今更言っても仕方ないことを胸中で繰り返すばかりで、乱馬の言葉はあまり耳に入っていなかった。
未来の貴方
未来の自分
その隣に、ぽっかり穴が空いた。
隣人恵まれずその姿遠ざかる、尚去るものを追わず新しきを得れば運気向上に繋がる。
その他、色々と連なっている文字は、ただの記号にしか見えなくなった。
決して悪いことばかりが書かれているわけではない。それでも、これを引くキッカケがキッカケであっただけに、否定された気がしたのだ。
未来の自分の隣には、乱馬がいないのかもしれない。
どこかへ行ってしまって、居なくなって。
そして、その代わりに別の人がいるんだろうか?
知らない人
乱馬じゃない人──
胸の中が重くなった。
階下から、父親達の笑い声があがる。それに混じって乱馬の声。
もう、天道家では当たり前となった喧騒。
あかねは机の上に目を向けた。
あまり綺麗とも丁寧とも言いがたいラッピングでもって包んだものが鎮座している。赤い細いリボンの両端が極端に変な方を向いて離れていて、なんだかへそ曲がりな自分達を示しているように見えた。何度か包み直しをしたせいで、つかないはずの折り目が出来てしまっているし、リボンだって、ところどころ一度きつく縛った痕が残っている。
胸を張って渡せるような代物ではない。
先のことを思うと、また溜息が漏れた。
〜Paper snow dance
「困ったわねえ……」
「どうしたの、かすみおねえちゃん?」
慌しい台所でかすみがのんびりと声を出し、一応手伝いをしていたあかねは、冷蔵庫を覗く姉に問うた。
テーブルには、クリスマスのご馳走というほど豪華ではないにしろ、いつもの夕食メニューとはまた違った品が数多く並んでいる。
料理の手伝いを買って出たあかねに対し、家族の反応は様々であった。
おろおろと父親達があかねを宥め、なびきはそそくさと外出の準備を始める。足を忍ばせて逃げ出そうとした乱馬はちゃぶ台を投げつけられ、畳の上に沈んだ。そんな一悶着の末『調理の味付けには関わらない』のを前提にやっと(しぶしぶながらも)許可が下りたのである。
あかねだって別に、なにかを作ろうと思っていたわけではない。
ただ、忙しいであろうかすみを、少しでも手伝おうと思っただけだ。また、自然と湧き上がってくる黒い気持ちを晴らしたいとも思った。手を動かしていれば気も晴れるかと、そう思っただけだった。
かすみが振り返り、頬に手を当て、眉を僅かに寄せて息を吐く。
「牛乳を切らしちゃったみたいなの」
買い置きしてあったと思ったんだけど……と呟くと、椅子の背に掛けてあったタオルで手を拭く。そしてあかねに声をかけた。
「ちょっと、買ってくるわね」
「いいよ、かすみおねえちゃん。あたしが行ってくるから」
「でも、もうすぐ暗くなるし……。じゃあ、乱馬くんにでも頼んで──」
「平気。それに、乱馬だって忙しいだろうし」
すでに酒の入った父親達に代わって、乱馬が力仕事の全てを請け負っているようだ。なびきにこき使われている姿をさっき確認したばかりだったので、あかねはそう言うとエプロンを外す。あまり強く言うと逆効果だとわかっている長女は財布を渡し、「気をつけてね」と声をかけるに留めた。
薄暗い空には、青空の名残り。
白い雲は闇の色に備え、灰色へと変化しつつある。
それでもやはり雪は降りそうにない。
『雪と共に幸せが降ってくる』
占いの最後に書かれていた言葉にすがるわけではないけれど、雪が降ればこの世の全てを塗り替えて、何もかもをいい方向に持っていってくれるような──そんな気がしていた。
視線を前方へと戻す。
まだ遅い時間ではないにも関わらず、人の気配がない。皆、どこかに出かけたり、家の中で過ごしたりと、それぞれのクリスマスを過ごしているのだろう。
人気のない道を、すっと風が通る。
足元をすり抜けた風が這うように身体を駆け上がると、背筋が寒くなった。その時になってマフラーと手袋を忘れたことに気がついたけれど、戻る時間が惜しくてあきらめた。走れば身体は温まるだろう。
白い息を吐き出して、あかねはアスファルトを駆け出した。
そうして店に寄った帰り道、そう思ったわけではないのにそこに足が向いたのは、結局ふっきれていない証拠なんだろうと思う。
当たり前だけど、もうここには誰も居ない。昼間見た、あの小さな机もない。まるで存在していたことすら夢だったかのように、静まりかえっている。
なんとなく捨ておけなくて持ち歩いたままのあの用紙を、あかねは取り出した。
プリントされた文字。
ランダムに、ただ選ぶだけの結果。
くじを引いて当たり外れがあるのとたいして変わらない──そんな程度のものであることは、頭ではわかっているのに、一体いつまで気にしてるつもりなんだろう。
「なに、ぼーっとしてんだおめーは」
「乱馬……」
「寝てんのか?」
「……ばか」
「ばかはどっちだ、ばか」
まるで昼間を再現したような会話だった。
どうしてここにいるんだろうとか、何故ここがわかったんだろうとか、色々と不思議に思った。
驚いて、でも嬉しくて。冷えた身体の真ん中──胸の辺りに明かりが灯ったような気持ちになった。
それでもいつもの条件反射で言い返そうと口を開きかけた時、先手を打って再び乱馬が言う。
「ったく、いつまで気にしてんだよばかばかしい」
「別に気になんてしてないわよ」
「じゃあ、その手に持ってんのなんだよ」
「これは──、捨て忘れてただけよ!」
図星を指されたあかねは、ぷいと横を向く。
その膨れた顔──それでいてやっぱりどこか落ち込んだ顔を見ていた乱馬は、しょうがねえなと呟くと、あかねの手からその紙を奪い、不思議なものを見るような目で文面を眺める。
「こんなつまんねーもん、後生大事に取っといたって、しょーがねーだろが」
「だから、もういらないの!」
「そうかよ」
そう言うと乱馬は、持っていた紙を真ん中から縦半分にして破り始める。次にその半分をさらに半分に、それをまた半分に──と、細長い短冊状の束を作り上げると、今度はそれを二つ折りにして小さく千切っていく。
「ちょ……、なにすんのよ」
「いらねーんだろ」
「だからって!」
罰当たりな──とまでは思わないけれど、そんな風にしてしまっていいものだろうか?
「未来がどーとか、んなもん関係ねーだろ。こんな紙きれ一枚で決められるもんじゃねー」
千切りながら、乱馬が言う。
「誰かに聞くもんじゃなくて、おめーが決めることだろーが」
「乱馬……」
あかねが見守る中、手にも余るほどの量となった紙くずを、乱馬は両手に盛り差し上げる。
そんなタイミングを見計らったかのように、風が吹きつけた。
連れて、千切れた無数の紙が空へと舞い上がる。
もう暗い空。
街灯の灯りが照らす道。
見上げた空に浮かぶ紙吹雪が、やがて重力に伴いゆっくりと舞い降りてくる。
ゆるやかな冬の風に、ふわりふわりと漂って、ゆっくりゆっくりと落ちてくる。
自然と伸べた手のひらに着地した小さな紙の切れ端には、何を書いていたのか判別不能な、破れて欠けてしまった字の一部が見えた。前髪にかかった新たな紙を、頭を軽く振って落とすと、それにはかろうじて「が」と読める字。
今となってはもう、なんと書いていたのかもよくわからない紙くずだ。
けれど、それでいいのかもしれない。
未来のことなんて、きっと本当は誰にもわからないのだから。
今、この時。
息をする──その瞬間に過ぎていく、そんな時。
それが連続して重なり、そしてそれが未来へと繋がっていく道になるのだ。
未来はわからなくて、遠くて、不安になるけれど、
一分先、一秒先の未来。
それはもう、すぐそこにある。
未来は、目の前にある。
遠い先のことはわからないけれど、少なくとも一秒先の未来の自分は、乱馬と一緒にいる。
それだけは確かなこと。
だから、今は、それでいい。
冷たい空気を吸いこんで、あかねはそう思った。
紙吹雪はまだつづいている。
真っ暗な宇宙の果てから星屑と共に降りてくる。
ひらひらと降りそそぐ紙吹雪は、まるで白い雪のように見えた。
クリスマス話なら大概の話はホワイトクリスマスでしょう。でもただ雪を降らすだけじゃ面白くないので、セオリーに逆らって疑似雪を降らせることにしました。だから朝から青空です。
なにもクリスマスやなくてもえーんちゃうか、この話?とは、書きながら呟いた執筆者の弁ですが、初めはこんな予定じゃなかったことは確かです。もっとギャグでした。ちゃんとした(かどうかは別として)クリスマスで、お約束の騒動をやる予定でした。それが何故こうなったのかはあたしも知りたいところです。なにもクリスマスの日に悩まなくてもいいじゃないですかあかねさん。
【2003.12.24】